トビー
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「ああ、『鳥の歌が聞こえない』のタイトル画面だ。隕石が森に落ちたところだろ?」
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アル
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「そう、隕石が落ちて山火事になる部分だけど、実はCardWirthで初めてアニメーションが使われたものなんだ」
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トビー
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「そういえばそうだな。俺も最初見たときはびっくりしたよ」
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アル
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「ここでのアニメーションは背景変更コンテントをつなげて表現しているんだけど、そうすると見え方はどうしても背景切り替え方式に左右されてしまう」
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トビー
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「そうか?俺はデフォルト設定の”短冊(スレッド)式”だけど、さっきのアニメーションは問題なく見えるぜ」
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アル
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「確かに『鳥の歌が聞こえない』のアニメーションは描画面積が狭いからほとんど影響がないね。でも描画面積の広いアニメーションだったりすると、画面がちらついたりする」
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トビー
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「みんながみんな背景の切り替え方式を”アニメーションなし”にしているわけじゃないしな」
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アル
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「エフェクトブースターの一時描画機能は、背景の切り替え方式のような制限、つまりCardWirthエディターの画面描画機能の制限を受けない自由なアニメーションが可能なんだ。演出好きの人にはうってつけだよね」
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トビー
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「だけど、それほど衝撃的な新機能には思えないんだよなあ。結局似たようなことはCardWirthエディターだけでもできるんだろ?制限さえ我慢すればさ」
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アル
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「鋭いね。それじゃ、エフェクトブースターのとびきり衝撃的な新機能を教えよう。エフェクトブースターはゲーム実行中の画面を画像として保存できるんだ」
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トビー
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「何だって!?」
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アル
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「これはCardWirthエディターだけでは擬似的にすら不可能な正真正銘の新機能さ!一時保存だけでなく、画像ファイルとして書き出すことだってできる。ゲーム内の動的な要素…、代表的なのはプレイヤー・キャラクターだろうけど、そういったものも画面描画に使えるようになるんだ」
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トビー
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「おお、なんか俺、やる気が出てきたよ。エフェクトブースターに詳しくなって、エマを見返してやるぜ!」
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アル
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「よし、早速実験の準備だ!エフェクトブースターを使っていろいろとおもしろい演出をやってみよう!」
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